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2025 1/30 『新宿区住吉町 あけぼのばし商店街  河田町 旧フジテレビジョンへのアプローチ<念仏坂>と90年代初頭 念仏坂隣りにあった飲食店での噂話 移転後のお台場へ向かうキッチンカー』

『生きている江戸の歴史 東京の坂道 石川悌二』より引用ーーー
念仏坂

市谷仲之町の西南隅を住吉町へ下る石段坂で、坂下は安養寺門前の裏町通りである。坂名はむかしここに乞食坊主が住んで昼夜念仏をとなえていたからといい、あるいは、この坂の左右は谷に臨んで屈曲してはなはな危険なので、往来する人たちのなかには念仏をとなえながら上り下りする者もいたので念仏坂の名がついたともいう。
「新撰東京名所図会」は「されども明治以前まで乞食僧の木魚を鳴らして念仏し居るを目撃したる者あれば、前説真なるがごとし」としている。この坂下住吉町は市谷谷町とよんでいた低地で、湿気が多くていつもジクジクしているので、一名じく谷とよばれていた。この牛込から市谷、四谷にかけては台地のはざまにいくつかの谷地があり、したがって坂が非常に多く、永井荷風はそれを好んで随筆「日和下駄」で次のようにかいている。 坂は、眺望によりて一段の趣を添ふといえども、さりとて全く眺望なきものも強ち捨て去るには及ばない。心あって之を捜らんと欲すれば、画情詩情は到る処に見出し得られる。(中略)
市谷谷町から仲之町へ上る間道に古びた石段の坂が立っている、雁木坂と呼ぶ。此寺び石級磴道はどうかすると私に長崎の町を想ひ起すよすがともなり得るので、日和下駄の歩みも危くコツコツと角の磨減した石段を踏む毎に、どうか東京市の土木工事が通行の便利な普通の坂に地ならししてしまはないやうにと私は心ひそかに念じているのである。(中略)
私は四谷見附を出てから迂曲した外濠の堤の丁度その曲角になっている本村町の坂上に立って、次第に低くなり行くにつれ、目のとどくかぎり市ヶ谷から牛込を経て遠く小石川の高台を望む景色をば東京中での最も美しい景色の中に数へている。
市ヶ谷八幡の桜早くも散って、茶の木稲荷の茶の木の生垣伸び茂る頃、濠端づたひの道すがら、行手に望む牛込、小石川の高台かけて、緑滴る新緑の梢に、ゆらゆらと初夏の雲涼し気に動く空を見る時、私は何のいはれもなく山の手のこの辺を中心にして江戸の狂歌が勃興した天明時代の風流を想起するのである。
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地図の黒丸部分、新宿区住吉町のあけぼのばし商店街に階段の坂道があり<念仏坂>と呼ばれている。
この階段の坂道は、かつてこの谷の上にあったフジテレビジョンへの駅からのアクセス道として、多くの社員や関係者、芸能人らが上り下りしていた。フジテレビがお台場に移転する前、この念仏坂の横にある建物の一階にあったフジ関係者御用達の飲食店に私はちょくちょく通っていて、もう既に退職されている有名な女性アナウンサーに接客をしたこともあった。
その飲食店の従業員・関係者から、一番奥にある厨房で仕込みの作業をしているとどこからか<音(声)>が聞こえてきて気配も感じるんだと度々聞いたことがある。「本当に念仏みたいな声なんだよね」と。
月日は過ぎて、フジテレビジョンはお台場へ移転し、フジ関係者の客足は途切れ、お店は業態変更をしたかは不明だが閉店となった。
この当時、マクドナルドのハンバーガーが60円とか大変に安く提供されていた時代で、スーパーモンキーズから安室奈美恵さんがひとりだけ脱退し、ソロデビューした時期でもあったと記憶している。90年代初頭のことで、バブルが弾けて景気もみるみる下がりつつあったが、どこかまだくすぶっている元気な気配も点在していたように感じた。学生の私には不要な残置物には見えなかっただけだったのだろうか。
その後もフジテレビ関係者との飲み会などの交流もあったり、移転したお台場にフレッシュジュースの屋台(キッチンカー)を出店するという方からの依頼で、その当時の友と共にワンボックスカーにフルーツなどのグラフィックをペンティングし、ホワイトリボンのタイヤにした車をつくったことがあった。(私は大枠のデザイン構成、友は主にペインティング) ウインドウズ95が登場して各世帯に一気にPCが浸透した約30年前のこと。
※制作途中の写真を掲載(懐かしいカラーOHPシート)
※上から三枚目、森鴎外立案<東京方眼図>より引用

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2025 1/28 『10ホールのでかい編み上げブーツ <確信が欲しいから意味付けをする>』

またブーツのこと。
中年なりにだけど、それでも僅かに俊敏にささっと動けるようにと、普段は運動靴を履いていることが多い。
ひとそれぞれだけど、モーターサイクルを運転する時はなるべくスティールトゥの長めのブーツを履く方がよいと思う。事故に遭った時や事故に遭いそうな瞬間、ホント危ない状況に普通に何回も遭うので、その時々にブーツに足を守られてきた。傷跡を見るとぞっとする。
VANSやコンバースだと気軽で良いけどまた年齢のこともあるから、怖くてその手のシューズは乗車時にはあまり履きたくない。怪我をしたらなかなか治りづらい年齢ですからね。
10数年くらい前かな、バイク運転してて事故に遭い、転けて脚を激しくボッキリと折る夢を毎晩何日も見続けて、寝汗と速い鼓動で目覚めるということがあった。折った音や感触も感じるとてもリアルな夢で、自分もそうだし周りの人にも何かなければ良いなと思っていた....バイクに乗る友や近い人が立て続けに同じ時期に3人、脚・足の骨を折った。意味付けをすることではないし良くわからないけど、何だかとても嫌な出来事だった。今後の生活環境にも関わることだし。
はっきりとした夢での出来事などはなるべく注意して憶えていたり記していたりする。そういうのに傾倒しすぎて、もしくは敏感過ぎてえらいことになっているなと他者から思われている人も多いような気がするが、本人としては事象と自身が感じたことを<意味付けする>ことにより、ある種確信が持てるようになるから安心するということでもあるのだろう。人は何かを信じたい時には<確信>が欲しいから。

ま、それはおいといて、階段の蹴上げや蹴込みに突っかえないようにしないとならないあぶない柔らかめのでっかいブーツもいいものです。

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2025 1/27 『RIRIA|Boiler Room_Tokyo』

好きな曲やアーティスト、ジャンルなどばらっばらなのでどれが好きとかは自分でもよく分からないけど、音楽好きな人はどうなんでしょうか。
最近はバロックやグレゴリオ聖歌なんかよく聞いていて、たまたま流れてきた彼女のスタイルや曲、プレイがなんか良くて聞き入った。有名な方なのでしょうかね。

こうやってこういう空間を見ていると、あれだけ大変だったコロナ禍の空間がなんだったのだろうかとふと思った。基準が引き下げられ、人々にも免疫がついてきたからという理由もあるのだろうが、コロナウイルスは今でも多くの人を苦しめていて、まん延しているのは変わらないのであって。私の友も後遺症のようにも見受けられるけど、今でも咳をしているし、友の妻は後遺症で寝込むことも多いと聞いた。
ストアや電車などでマスクもせずにゴホゴホ大きく咳をしている人にたまに会うけど、もうあまり周りを気にしないのでしょうね。

まぁ何はともあれ、様々なアーティストや観客の楽しい姿を見ていると、こちらも元気になりますね。エンジニアをしている友もレコーディングなどで忙しく活躍しているし。
小田さんの最後の<クリスマスの約束>もとても良かったなぁ。

RIRIA|Boiler Room:Tokyo

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2025 1/25 『Chippewa(チペワ) Motorcycle Boos 17inch 71418 <副都心 池袋 ドーナツ購入を待つ夫に職務質問>』

20年前に買ったチペワのロングブーツ....昔のポリスが履いているんだったかな。今は廃盤とのことで、中古でも3−6万くらいだとみかけた。買った時よりも高いような気がするけどどうだろうか。
バイクの時は長いのでブーツインして防寒にもなるけど、いかんせん当たり前だけど歩きにくいのであまり履き込んでいないから状態は良い。バイクっていうか、普段履きしてたら良いかもとか思って買った...当然革物上着を合わせるとえらいことになるので、コットンのMA-1とかダウンパーカーとかを合わせていた。

と思いだした出来事があって、20年前の土曜日昼間にこれを履いて池袋のミスタードーナツ前で、妻のドーナツ購入待ちをしていたらポリスから職務質問・持ち物検査を喰らった。理由を聞いてみると、「この繁華街でその格好でぼーっとしていたから」だと言ってきた。ナイフ持ってそうだとかも言ってたから、イラっ!としたのをよく憶えている。「こんな私よりももっと声を積極的にかけなければならない外国人も日本人もうんとたくさんいるのでしょ、知っているでしょ?そんなこと。あなた達は職務は熱心だと思いますが、方向性がズレているように感じる」と伝えたようにも記憶している。ある種本当に面倒な人々にはそれほど声をかけていないように見受けられる光景を良く見るし、そういう人を見ないようにしているのも知っている。言葉が通じにくいなら、時間や諸手続きばかりかかって大変ですもんね。
政府の政策によりわんさかやってきている外国人・移民への対応、職務は今後極めて大変な状況になりますから、ポリスの負担がよりえらいことになるのは明らか。これからどうするんだろうか....仕事が追いついて来ない、頼りにはならないような気がしますがどうでしょうか。自衛が要ですね。(ちなみに私は攘夷的な思想は持ち合わせていません)

だいぶ前だけど、髭メガネに髪の毛が長く丈が長めのブルゾンを着てこのブーツを履いていたら、何かの拍子に振り返ると、おばあちゃんに「女の人かと思ったからびっくりした」と、驚かれたこともあった。身体が大きければそんなことはないんだろうけど。

最近また女性のロングブーツ姿をよくみかけるので、久しぶりに履いて街を視察してみようかな。

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2025 1/20 『イゾラド <南米のブラジルとペルーにまたがるアマゾンの森の奥深くで暮らしている文明社会とつながりをもたない先住民>』

南米のブラジルとペルーにまたがるアマゾンの森の奥深くで暮らしている文明社会とつながりをもたない先住民をイゾラドと呼んでいる。
初めて聞く人には本当か?!と思うような先住民だけど、人類史や歴史に興味がある人には前から知られている人々かと思う。
インド領アンダマン諸島の北センチネル島に住むセンチネル族も外部と接触をもたず、不確かだが数万年前からアフリカから到達して孤立した先住民としてよく知られているかと思う。外部の人間やヘリコプターに矢を放つ映像や画像が印象的で、何年か前に無理に接触を試みた宣教師が殺害されて発見されたという記事もよく憶えている。インド政府もアンタッチャブル要件として静かに遠くから見守っているという。

イゾラドについてはNHKのサイトを。
十年ぶりに近代文明の中に生きる我々の前に現れたということで、NHKが取材に渡った。かつてはたくさんのイゾラドが居たそうだが、住む場所を追いやられて彼らの大勢が絶滅したと考えられている。その中で生き残った彼らも僅かな人数となっているようで、生存をかけて我々に接触してきていると思われる。言語も僅かに通じるので、今後イゾラドと言われる人々は姿を変えて消え、イゾラドの遺伝子を受け継ぐ文明人として生存していく可能性もあるだろう。我々と共に生存するには免疫力を獲得しないとならないので、その間に絶滅することも十分に考えられるがどうだろうか。住む場所の喪失と共にイゾラドも絶滅することも十分に考えられる。彼らの遺伝子の調査もこれから研究していけば、人類のルーツにもうひとつ光が当たるだろう。

特集ではこの家族の子で足をジャガーに食べられたと、欠損した甲と関節部を見せてくれたが、過酷なアマゾンでよく感染症に罹らずに一応治ったのは凄いですね。我々にはない、もしくは環境に応じたより強い免疫力を保有しているのだろう。我々が彼らの生活環境で生活すると、早い段階で感染症などで死亡するように思われる。逆もしかり、彼らは我々の生活環境では瞬く間に死亡する人がほとんどだろう。事実、かつて我々と接触したイゾラドの多くは病気に罹り亡くなったという。

イゾラドもセンチネルの人々も、彼らなりの医療行為はあるはずだが、我々のそれとは違うことを考えると、寿命ははるかに短いだろうし、画面に写る彼らの年齢も我々と照らし合わせてみると随分と違うかもしれない。妊娠している人もいたが、とても若く見受けられた。

近年のホモサピエンスのDNA解析の結果で次々と新しいことが分かってきているので、<ヒト>というものはとてもおもしろいし、逆に開けてはならぬことなのかもしれない....とか思ってみたりもする。
みんなミックス、混血。大切なのは道徳ですね。

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2025 1/17 『PowerBook G4 Titanium・MacBook Pro15・MacBook Pro13 長く使える機械・道具・電化製品へ、人から伝わる良い氣の<流れ>』

上から順に・・・

25年経過したPowerBook G4 Titaniumは年に数回ほど電源を入れて動作チェックしている。画面はラインが入っているがアプリケーションはどれも普通に使えるし、貴重なクラシック環境(os9)でMac OS Xへアップデート出来るCD(DVD?)が同封されていが、アプリケーションの問題や安定しているのであえてクラシック環境でずっと使っていた。まだまだ元気だけど、イラレなどは印刷所へは入稿は受け入れられるかは分からない。CADは出力できるプリンターがないが、他のマシーンで開ければ印刷できるだろうかどうだろう。

で、もう19年前のモデルとなるMacBook Pro15もネット以外のアプリケーションはいくつも使えるので、こちらもあえてOSはアップデートできる最終まではあげていない。画面も元気だし安定している。

で、MacBook Pro13は今のところそれほど問題なく使えている。

画面のアスペクト比が少し違うが、どれも同じ壁紙にしている。
今度新しいマシンと新しいアプリケーションの環境にするとあれもこれもサブスクやらなんやらで3桁いくかもしれないですね。スレッズなどでなげいているポストもたまに見かける...特にadobe製品の値上げですし、あと某CAD。
と、古くて使えるマシンを見てみると意外と高く販売されているんですね、でも納得です。

物は大切に使うと長く付き合ってくれますよね。
鉄工関係の旋盤等の大型機械、建物の様々な設備の入れ替えの際には、お祓いや祈祷をして機械に感謝する企業もとても多いです。
使っている物に感謝しながら使い続けている人にはとても良い氣が流れていて、それが機械にも伝わりうまいこと良い安定した電気的機械的な<流れ>の中で動いているから、結果的に寿命が長くなるというような気がしますが、どうなんでしょうかね。残量僅かな乾電池を手などで温めてやると電流が少し流れたり、機械油も柔らかくなったりと....車や二輪もそうですよね。代替車にする際に今まで壊れたことがなかったり、調子が良かったけど、手放すその日だけ不具合が生じたなどまあよく聞きます。
その人の人柄が<流れる>と私はそう思っていますがどうでしょうかね。

さて、次はどのマシンを買おうかな。M4搭載マシンももうちょいしたら出るとか目にする。更に価格は爆上がりだろうか。

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