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2023 11/28 『王子駅前 飲食店街<柳小路商店会>』

地図の黒四角部分、王子駅前の一角に飲食店街<柳小路商店会>がある。
ここはカフェーの名残りと言われている。
この一角から数百メートル北へ進むと装束稲荷神社があり、この東側の豊島一丁目にはかつて王子三業地があったという。当時はとても賑やかだったというが、今はその痕跡はほぼない。

営業を終えた料理屋は手つかずのまま朽ち果ててく。
ここやはり火災が怖いところ。

【関連記事】
■北区王子二丁目 装束稲荷神社<王子の狐火と装束榎>
■王子駅西口の石神井川氾濫と<石神井川(音無川)沿いにあったバタ屋(バタヤ)部落>・<板橋区大谷口上町・大山と豊島区要町・千川のバタ屋部落 ースラム・貧民窟 バラックー>
■王子 飛鳥山 さくら新道 共同洗い場

■JR板橋駅前 木造密集地域<ほろよい横丁>と昭和20年代初め頃<板橋駅前の闇市(ヤミ市)> ラーメンストリート
■東武東上線 大山駅 駅前木造密集地域 飲屋街<闇市(ヤミ市)の名残り> 駅前広場整備事業

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ここをクリックすると下に【過去記事2<地域史(歴史)・史跡遺跡(古墳 塚 石仏 社寺 城跡 陸軍 )・文化財・宿場・上水・旧道/古道・坂道・廃線跡・都市計画・出桁造り・ルポなど>】のリストが展開します。
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2023 11/22 『北区王子二丁目 装束稲荷神社<王子の狐火と装束榎>』

地図の黒四角部分に装束稲荷神社、黒丸部分には王子稲荷神社がある。

境内の案内板より引用ーーーーーーーーー
今から約千年の昔この附近一帯は野原や田畑ばかりでその中に榎の大木がありそこに社を建てて王子稲荷の摂社として祭られたのがこの装束稲荷であります。
この社名の興りとして今に伝えられるところによれば毎年十二月の晦日の夜関東八ヶ国の稲荷のお使がこの社に集まりここで装束を整えて関東総司の王子稲荷にお参りするのが例になっていて当時の農民はその行列の時に燃える狐火の多少によって翌年の作物の豊凶を占った語り伝えられています。江戸時代の画聖安藤広重もこの装束稲荷を浮世絵として残しています。
その後明治中期に榎の大木は枯れ土地発展に伴いその位置も現在の王子二丁目停留所となり社はその東部に移されました。
昭和二十年四月十三日の大空襲の際猛烈な勢で東南より延焼して来た火災をここで完全に喰い止めて似西北一帯の住民を火難から救ったことは有名な事実であります。
この霊験あらたかな社が余りにも粗末であったので社殿を造営せんものと地元有志の発起により多数の信者各位の御協力を得て現在の社殿を見るに至りました。
この装束稲荷は商売繁昌の守護神のみならず信心篤き者は衣裳に不自由することなく又火防の神としても前に述べた通りで信者の尊栄高めています。

例大祭 初午
御縁日 毎月七日十七日二十七日
昭和二十九年十二月吉日 装束稲荷奉賛会
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案内板から引用ーーーーーーーーーーーー
王子の狐火と装束榎
北区王子二ー三〇ー一四 装束稲荷神社

かつてこの辺は一面の田畑で、その中に榎の木がそびえていました。
毎年大晦日の夜、関東各地から集まって来た狐たちがこの榎の下で衣装を改めて王子稲荷神社に参詣したといういいつたえがあることから、木は装束榎と呼ばれていました。狐たちがともす狐火によって、地元の人々は翌年の田畑の豊凶を占ったそうです。
江戸の人々は、商売繁盛の神様として稲荷を厚く信仰しており、王子稲荷神社への参詣も盛んになっていました。やがて、王子稲荷神社の名とともに王子の狐火と装束榎のいいつたえも広く知られるようになり、左の広重が描いた絵のように錦絵の題材にもなりました。
昭和四年(一九二九)、装束榎は道路拡張に際して切り倒され、装束榎の碑が現在地に移されました。後に、この榎を記念して装束稲荷神社が設けられました。平成五年(一九九三)からは、王子の狐火の話を再現しようと、地元の人々によって、王子「狐の行列」が始められました。毎年大晦日から元日にかけての深夜に、狐のお面をかぶった裃姿の人々が、装束稲荷から王子稲荷までの道のりをお囃子と一緒に練り歩く光景が繰り広げられます。

平成九年三月
東京都北区教育委員会
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上から3枚目:江戸名所図会 5巻』より「装束畠 衣装榎木」ーーー見づらいが、狐がたくさん描かれている。

<王子 狐の行列 公式サイト

装束稲荷神社の東側の豊島一丁目にはかつて王子三業地があり、たいへんに賑やかだったという。今はその痕跡はほぼない。

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2023 11/21 『千川上水から分水した貯水池跡 <王子駅前公園>』

地図の青丸部分、王子駅前ロータリーの先に公園がある。ここにはかつて千川上水から分水した流れを利用した貯水池があり、印刷局が利用していた。空撮1945-1950では貯水池が見える。

※地図の2枚目、上郷用水(神谷や赤羽方面へ)や下郷用水(根岸方面へ)の流れも描かれている。

園内の説明板から引用ーーーーーーーーー
王子駅前公園は、当時の印刷局王子工場が千川上水から分水して設置した貯水池の跡地に、昭和30年開園した公園です。
ーーーーーーーーーー
公園では日向ぼっこなどをしている方々をよく見かける。
モミュメントもあるが、説明板以外には特に千川上水に関連する物はない。
この駅前公園から数百メートル北上すると、装束稲荷神社(眷属は狐)が造営されている。安藤広重が描いた装束榎に集まる狐たちを描いた浮世絵が有名で、王子といえば狐としてよく知られている。除夜詣として<王子狐の行列>が毎年大晦日に開催されている。

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